エムアイ興産へ実際に解体を依頼した場合、どういう流れになるのかご存じない方も多いはず。
そこで分かりやすいように解体の流れをまとめました。
1.現場調査
建物構造種別や解体作業環境、処分品の搬入搬出ルートなどの確認をします。
現場調査をすることにより、適正な費用を算出することができます。
より正確な費用を算出するためにも、お立会の上、建物内部を見せていただけると幸いです。
2.見積書ご提出
現地調査に基づき、見積書を提出いたします。また解体工事の方法もご説明いたします。
ご確認・納得して頂いた後、契約となります。
3.必要書類の届出
解体を予定している物件によっては建設リサイクル法や道路使用許可などの届出が必要となるので事前に申請します。
建設リサイクル法…建物解体により生じる産業廃棄物の分別リサイクル(再資源化)を促進するための法律です。
解体する建築物の延べ床面積が80m2を超える場合には届出が義務付けられており、解体工事を着工する7日前までに分別解体等の届出書を提出する必要があります。また、届出を弊社が承る場合は委任状が必要となりますので、ご了承下さい。
4.近隣挨拶
実際に解体工事が始まると、近隣の皆様にはご迷惑をお掛けすることになります。
弊社も近隣の方々にご挨拶及び解体工事概要や緊急連絡先などはご説明いたしますが、日ごろのご近所付合いもございますのでお客様も挨拶されることをオススメします。
5.引込配管、配線の撤去の手配
ガスの止栓・電気の配管、電話配線撤去はこちらで行いますのでご安心ください。また、水道に関しては工事中にホコリを防ぐためにお借りすることになりますので完全に撤去しないでください。
6.足場養生の組立
解体工事は、高所での作業が伴うので、まず足場養生の組立をします。
その後、近隣の方のご迷惑を最小限にするため、シートや防音シートをかけ、騒音やホコリを防ぎます。
7.工作物等の撤去
窓ガラスやドア、不用品(タンス・衣類など)、畳など建物本体から取り外すことが可能なものを撤去します。
8.建物本体の解体
屋根や壁、柱などが残った上物を解体し、基礎を掘り起こし撤去します。また、近隣の皆様のご迷惑にならないように水をまき、ほこりが飛ばないように作業します。
9.廃材の分別・収集・搬出
現場で廃材を木材、鉄、プラスチック、コンクリートガラなど分別を行います。細かいものは手作業で分別をしながら作業をします。
10.マニフェストの作成
マニフェストとは建物解体などによって出た産業廃棄物の排出事業者が、その運搬や処理を他の業者に委託する場合にその最終処理までの過程を記録するシステムです。
11.地中の確認
解体終了後、廃材やコンクリートが地中に残ったりしていないか、確認します。
12.整地
地面を平らに整地します。駐車場にする場合は砕石やアスファルトを施します。
13.工事完了
工事完了です。可能であれば残存物がないか立会い確認をしてください。
14.建物滅失登記
建物、家屋を解体したら1ヶ月以内に滅失登記を行ってください。
法務局の登記簿上からその建物が存在しなくなったことを登記をしないといけないからです。
滅失登記は申請義務になっていますので、登記の申請を怠った場合には、10万円以下の過料に処されることがありますので、ご注意ください。